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放射性ヨウ素内用療法:バセドウ病

放射性ヨウ素の投与方法



外来で1回のカプセル内服です

バセドウ病の放射性ヨウ素内用療法は、主に外来で治療が行われます。
1回の治療で、放射性ヨウ素のカプセルを1回のむだけのとても簡単な治療法です。
イメージイラスト
1回の治療で治りきらない場合は、数か月後に再治療します。患者さんの状態によっては入院することが必要なこともありますが、多くは外来で治療を行います。

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放射性ヨウ素の投与量は甲状腺の大きさや摂取率により決定されます

放射性ヨウ素の投与量は患者さんの甲状腺機能亢進の状態、甲状腺の大きさ、治療目標によって異なります。
放射性ヨウ素内用療法は、ヨウ素-131を含むカプセルを服用すると甲状腺機能亢進の状態にある甲状腺細胞がその60%以上を特異的に取り込むという性質を利用した治療法です。
患者さんの甲状腺にどのくらい放射性ヨウ素が取り込まれるかにより、治療効果が変わるため、事前に摂取率検査をすることがあります。

主治医と相談のうえ、治療量を決定することになります。

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摂取率はどのように調べるの?

放射性ヨウ素の摂取率を調べる検査も検査用カプセルを飲むだけでよく、甲状腺の放射性ヨウ素の取り込み具合を、時間をおいて測定します。 検査用カプセルを飲んでから3時間後もしくは24時間後に、甲状腺シンチグラフィで摂取率を確認します。
画像:放射性ヨウ素カプセル 1種
検査用カプセルは極々微量の放射性ヨウ素を含有しています。
画像:甲状腺シンチグラフィ
放射性ヨウ素の取り込み具合を甲状腺シンチグラフィで撮影します。

画像:シンチグラフィ・バセドウ病治療前
放射性ヨウ素を取り込んだところが、黒く写ります。
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画像:シンチグラフィ・バセドウ病病治療後
治療をすると、甲状腺の働きが正常化してきます。

(画像提供:東京女子医科大学)

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ヨウ素制限食とは

放射性ヨウ素は、食べ物から摂るヨウ素と同じように甲状腺に取り込まれます。
甲状腺にできるだけたくさんの放射性ヨウ素を取り込ませるために、治療前は食べ物などから摂るヨウ素の量を控えることが必要です。そのため、治療前後1〜2週間控えていただく食べ物などがあります。

  • 海藻類(昆布、ひじき、ワカメ、のり、寒天など)、ヨード強化卵、昆布だしの入った調味料は摂らないでください。
  • ヨウ素を多く含む医薬品(うがい薬、ヨード造影剤など)の使用も避けるようにしましょう(ヨード造影剤はCTを撮る時などに使用します)。
  • 塩は、海産の塩よりも、できれば岩塩を使用しましょう。
イラスト:ヨウ素制限食・ヨード強化卵イラスト:ヨウ素制限食・昆布だしイラスト:ヨウ素制限食・昆布イラスト:ヨウ素制限食・うがい薬


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