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放射性ヨウ素内用療法:バセドウ病

放射性ヨウ素内用療法の副作用

  • 放射性ヨウ素内用療法は安全な治療です。
    がんや白血病になるという根拠はありません。また、子孫への影響もありません。
50年以上にわたって多くの人が放射性ヨウ素内用療法を受けてきましたが、治療量の放射性ヨウ素が白血病や甲状腺がんをひき起こすという証拠はありません。

  • 甲状腺機能低下症になることもありますが、これは治療の効果と考えてよいでしょう。
治療後年数が経つにつれて甲状腺のはたらきが低下する人が増えてきます。
甲状腺機能低下症になると、甲状腺ホルモン剤の内服が生涯必要になります。しかし副作用はなく、適正な量をのんでおけば長期に服用しても安全で、甲状腺ホルモンは正常に保たれ、正常の人と全く同じ生活ができます。また、この薬剤は比較的安価で、副作用の心配もありません。

  • バセドウ病の症状が非常に激しい患者さんの場合、一時的にバセドウ病の症状が悪化することがあります。
そのような場合は、治療効果が出てくるまで心臓の動悸を抑える薬抗甲状腺剤をのみます。

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