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放射性ヨウ素内用療法:バセドウ病
治療の経過
治療後の経過
治療後の甲状腺ホルモン剤投与について
治療後の経過
放射性ヨウ素内用療法を行った後は、次のような経過をたどります。
- 1~2か月後には治療効果が現れてきます。
- 3~4か月後に甲状腺機能低下状態になることがあります。自然に甲状腺機能が回復する一時的低下症と、回復しない永久的低下症があります。
- 治療効果を見るために、4か月間は月に1回程度の間隔で受診する必要があります。
- 1回の放射性ヨウ素内用療法で十分な効果が得られなかった場合は、3~12か月後に再度治療を行います。
治療効果が出てくると甲状腺の腫れが引いて外から見たのではわからないほど小さくなります。再発はまれです。
治療後の甲状腺ホルモン剤投与について
放射性ヨウ素内用療法では、どのように工夫して治療しても、将来、甲状腺機能が低下する可能性があります。この甲状腺機能低下症は、1日1回甲状腺ホルモン剤を服用することで正常機能を保つことができます。甲状腺ホルモン剤は生涯飲み続けなければなりませんが、比較的安価で、副作用の心配もありません。
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